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フジUVは粉末食品原料の非加熱殺菌加工(UV殺菌加工)を専門業務としております。

TEL. 077-579-6633

〒520-0104 滋賀県大津市比叡辻一丁目9番3号

殺菌技術   

殺菌能力

【 困難な粉末殺菌 】

粉末にする前の原料(例えば茶葉)を、加熱殺菌しても、粉砕工程に移る間、粉砕機内で、また細菌が侵入する可能性があります。といって、粉末自体を直接、蒸気殺菌すれば、色や風味等の品質劣化を招きます。
生産工程の一番最後に殺菌工程があることは理想です。しかし、これが難しく、結果、ついに商品化の道を閉ざされたままの粉末もあるようです。



【 非加熱紫外線殺菌技術 】

“ 粉末原料に熱を加えず、色合いや風味を損なうことなく、粉砕と殺菌を一緒にできないか。なおかつ粉末全体をムラなく均一に殺菌し、再び細菌が侵入できない方法 ”
 これを至上命題として、殺菌装置の開発をいたしました。
製作いたしました殺菌装置は、遊星運動する円柱形の密封容器内に、乾燥粉末原料と小さな硬質ボール(ベアリング)を一緒に装入し、回転させます。



通常、物質の表面は電気的に中性(0)で存在していますが、異なった物質が激しく擦り合わされることで、物質の表面電子の移動が起こります。弊社の殺菌装置でいいますと、粉末原料と硬質ボールが摩擦することで、粉末がプラスあるいはマイナスに帯電し、硬質ボールはそれぞれマイナスあるいはプラスに帯電します。

 そして粉末原料と硬質ボール間に生じる電界のベクトル変化を極超振動領域にすることによって、誘電分極(分子・原子・電子)が生じます。そして電子分極では紫外線が発生し、ミクロ的には原子・分子から、マクロ的には粉末原料・硬質ボールから発光します。        

 紫外線は放射線より低エネルギーのため、殺菌は照射された物体表面に限られ貫通できないため、内部や影部分を殺菌することができないという最大の欠陥がありましたが、物質自体(菌を含む)から発生する紫外線では、この欠陥は皆無となります。したがって紫外線のメリットが最大限活用でき、強力・短時間・均等な非加熱殺菌が可能であり、反応容器内もセルフクリーニングすることができます。   
    
       
 本紫外線は、照射による紫外線又は熱殺菌と同様に、食して害となる作用は全くありません。


【 粉砕能力 】
 

粉末殺菌を主力事業にしておりますが、一部の原料(主に茶葉)につきましては、微粉砕も可能です。(碾茶葉から抹茶へ)        
抹茶に関しましては、粒の大きさは最小約1.5μmから出始め、最大約52μmで収まる状況にあり、平均粒度は約6.5μmとなっております。石臼で挽かれる抹茶(葉脈、茎は事前に取り除かれている)の粒度が約10μmといわれておりますので、粒度は石臼に劣らないと思います。

 グラフの理想としては、頻度(棒グラフ)の広がりを狭め、目的とする粒度を平均粒度にすることが望ましいですが、その理想形に少しでも近づけるように改善してまいります。




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